【感無量】
昨日、無事「笛を楽しむ能と囃子の会」を
無事終えることができました。12時間弱、
大槻能楽堂におりましたのに、
終わってみるとあっという間!
10年ぶりに舞台で勤められた野口傳之輔師の一管。
ぐっと込み上げ、涙が出てまいりました。
往年の音色を彷彿とさせるも、様々な困難を抱えながらの
「今」しか奏でることのできない師の音色は聴く人の心に
沁み入るものでした。
先生方も皆様、幕、切戸口などで師の奏でる姿、
音色に聴き入っておられ、師の偉大さを感じずには
いられませんでした。根っからの舞台人!
師の奏でる深くてあたたかくも凛とした
「野口傳之輔にしか出せない音色」を心に
永久保存いたしました。
思い返せば入門して21年。
2001年に初舞台「高砂」の舞囃子を
させていただき20年。
歩き始めたばかりの私、少しでも成長できるように
ご指導いただくことが山程あります。
まだまだ先生には頑張っていただかないといけません✨
くるみ社中の皆様も初舞台の方はじめ、
緊張しつつも、伸びやかに音色冴え、
先生方との一期一会の舞台を
作り上げる楽しさに魅了されていました!
ホッとする間もなく、7月の練習会に向けての
お稽古が始まります😊
最後になりましたが、ご出演の方々、
お相手いただきました先生方、同門の方々、
能楽堂の皆さま他、関係の方々、
ありがとうございました。
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