源氏物語にも描かれているように、
平安の世に生きる人々のくらしには、
「笛」がありました。
愛・嬉・悲・祈・・・。
愛しい人を想うとき、嬉しいとき、
悲しいとき・・・。笛を奏で、自分を
なぐさめ、人をなぐさめていました。
人々の願いや祈りはのびやかな
笛の音にのって天まで届きます。
現代に生きる私たちにとっても
「笛の音色」は心にひびき、
忘れていた「何か」を思い出させる
ことでしょう。
悠久のしらべに耳をかたむけ、
穏やかな時間を過ごしてみませんか。
龍笛(りゅうてき)Dragon Flute
1300年前より日本に伝わる「雅楽」
今もなお、宮中や神社仏閣を中心に
演奏されています。
「龍笛」の音色は、
人々の願いや祈りを神仏に届ける
「龍の鳴き声」をあらわすと
伝わります。
能管(のうかん)Noh-flute
650年前より能舞台で演じられる
「能楽」
幽玄な世界を彩る「能管」
「神降ろしの笛」ともいわれる
その音色は、
「あの世」と「この世」をつなぐ
架け橋と伝わります。
親しみわかりやすいレクチャーコンサートをはじめ、
語りと笛の音で紡ぐ言の葉コンサートなど、多彩な音の世界へと誘います。
飛行神社(八幡市)にて巫女舞(浪速神楽)のお稽古をしています。礼儀作法や日本の神様のことを学びます。
毎年秋には奉納させていただきます。